さわやかな笑顔のホスト

ホストを引退した後ってみんなどうしているのか?

ホストを天職としたいと思っている人もいるかもしれませんが、それは難しいことです。
なぜなら、年代を重ねていくと人気も低迷していき、いつか限界を迎えるからです。
ホストの引退時期は30代ともいわれていますが、全国で最も店舗数の多い歌舞伎町などでは、20代で引退する人も少なくありません。
その理由は人それぞれであり、目標としていた金額を稼げたから、お酒で体を壊し限界を感じたから、将来に不安を感じたから、など様々です。

では、ホストは引退後どのような生活を送っているのでしょうか。
ある程度の金額を稼いだ人気ホストの引退後はというと、これまでの経験を活かしてホストクラブのオーナーやBARのオーナーとなる人が多いです。
つまり、自分で何らかのお店を経営するということです。
特に歌舞伎町はBARが非常に多く、歩いてみると分かりますが雑居ビルにひしめき合うようにして営業しています。
その多くが、元ホストが経営しているわけです。
しかし、競争が激しい分営業成績が落ち込むとすぐに閉店に追い込まれることから、店舗の入れ替わりも激しいのも実状です。

現役時代には人気があったが年代によって引退したという人は、その後も店舗に残り、接客から裏方(内勤)の仕事へ移るというケースもあります。
裏方の仕事とは、来店したお客様のご案内をしたり、店舗の備品発注や伝票管理など、軽い接客から事務的仕事までを指します。
店舗によっては、お客様から指名を受けて一緒にお酒を飲むことも稀にあります。

将来に不安を感じてホストを引退した人の場合、その多くは一般企業へと就職していきます。
配属された部署にもより、営業などではホストで培ったコミュニケーション能力が役立つこともあり、実績を上げていくことも十分にあります。
しかし、事務や製造など単調な業務を行う部署の場合、1日の間に全く会話をしない場合もあるほか、同僚と競争し合うこともなくなるため充実感を得られなくなります。
その結果、大変な思いをして就職した会社をあっさりと辞めてしまうのです。
そして最終的には今まで過ごしてきた夜の街へと逆戻りしてしまいます。
一般企業への就職を選んだ元ホストは、こうしたパターンが多い傾向にあります。

バイトを経て本格的にホストを始める男性は多いですが、引退後に成功する確率は低い傾向にあります。
そのため、一生夜の街で生活していく覚悟がない限りは、一度でも昼の世界を経験しておくべでしょう。